綾部里山交流大学11月講座に参加しました(その２)

11月28日(日)

今日は、地元の古老・村上さんにインタビューします。古老がお持ちの知識・知恵を如何に引き出すかのレッスンです。塩見さんがよくおっしゃるのは古老がお一人亡くなるごとに村の図書館が一館無くなるに等しいということ。
95歳になっても現役で仕事をしている父親から大正・昭和・平成と生きてきた様子を聴いてみたいと思いながら果たせないでいることに思いが至りました。
村上さんに教室で挨拶した後、外にでて、村上さんも塩見さんも思い出がある校庭の樹の下で村上さんの子供の頃の話を伺いました。


空山を見渡せるスペースにできたお店の前で村上さんからこの村の歴史を伺うことができました。




多くの有志の方々と復活した古道を見に行き、その入り口で森の話や昔あった鉱山の話をうかがったりしました。森で生きる知恵も沢山教わりました。また別の機会に森林での過ごし方についてじっくりとお話を伺いたいと思いました。



村上ファームにも行きました。


乳牛の牛舎に入る前に靴裏を消毒します。


一頭の子牛が生まれた直後でした。


「この農場で赤牛が初めて生まれた」ととっても嬉しそうな村上さんです。


ここまでの道のりを淡々と語る村上さん。たずねるとどんどんエピソードが聞けます。貴重な時間です。


今回の研修に参加された面々。村上ファームで記念撮影です。


二日間過ごした土地。すっかりお気に入りになりました。自分にとっていやすい空間とほどよい輝きを持った人々。好きになる場所は共通しています。それを押しつけでなく、さりげなく発信していけたらと強く思った研修でした。